イラン外務省報道官、「イランはいつまでもアメリカを待つことはない」
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イラン外務省のハティーブザーデ報道官
イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、「イランは合意のための用意ができている。しかし、いつまでも待つわけではない」と述べました。
ハティーブザーデ報道官は1日火曜未明、米国務省報道官が「イランが厳しい要求を出す場合は、米は協議から離脱するつもりだ」と示唆したことに反応し、「アメリカはすでに何年も核合意から離脱している」とし、それゆえ離脱が繰り返されないという保証がなければならないとしました。
その上でハティーブザーデ氏は、「強硬な物言いやはったりでは結果は出てこなかったし、これからもない。結果を出すのは決断のみだ」とし、「どの国も代案は持っているものだ。しかし、アメリカの代案は以前から中身がないことは証明されている」としました。
そして、「もしアメリカが決断をすれば、合意は完全に成立し、イランはその用意ができている。しかし、いつまでも待っているわけではない」と述べました。
オーストリア・ウィーン協議の第8ラウンドは、イランと英仏独中露の4+1グループ、およびEU調整役により進行中です。
ウィーン協議は、イラン代表団のイニシアチブにより一連の進展を見せていましたが、特にバイデン米政権をはじめとする西側諸国が、米前政権の行使した違法な制裁の影響の補償に遅れをとり、また最大限の圧力行使政策を続行していることから、アメリカの核合意復帰への真意が疑問視され、協議プロセスそのものが長期化しています。
イランは責任を受容する国としてこれまでに何度も、核合意に違反した側がアメリカであることから、制裁解除により合意に復帰すべきはアメリカであり、しかもアメリカの責務履行状況は検証確認される必要がある、と表明しています。

