ウィーン協議ーIAEA事務局長のテヘラン訪問後の経過
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IAEA国際原子力機関のラファエル・グロッシ事務局長が、テヘラン訪問から戻った後、イラン側と良好な協議を行ったとしました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
3月 06, 2022 19:15 Asia/Tokyo

IAEA国際原子力機関のラファエル・グロッシ事務局長が、テヘラン訪問から戻った後、イラン側と良好な協議を行ったとしました。

グロッシ事務局長は5日土曜、テヘランにてイランのエスラーミー原子力庁長官および、アミールアブドッラーヒヤーン外相らと会談しています。

IAEA事務局長の今回のテヘラン訪問は、オーストリア・ウィーンにてイランと5カ国グループ(英独仏中ロ)が対イラン制裁解除を目指し協議を継続している中でのことでした。イランとIAEAが解決を目指して努力している最終課題は、核合意の枠組みでの両者間に残る問題の解決やセーフガード問題でした。

 

エスラーミー長官は、「我々にとって重要なことは、ごく自然な形で諸問題が解決されることであり、大勢に影響する政治的介入要素は一切存在してはならない」と述べています。

 

IAEAは、西側諸国やシオニスト政権イスラエルの圧力にさらされる中、イラン国内で未申告の核活動が行われているという主張を提起しています。もっとも、これらの主張は、イランとIAEAの協力の経歴に合致していません。というのは、両者の協力が常にプラスのものであり、またイランも常にこれらの協力が政治的な圧力に影響されてはならないと強調してきているからです。

イスラエルをはじめとする一部の勢力は、IAEAの機能をかく乱し、これに政治的圧力を加えることで、この国際組織の建設的な役割履行を妨害しようと熱を上げています。今月3日、イスラエル首相府は声明を発表し、「ベネット・イスラエル首相は、グロッシ事務局長とイラン訪問前に会談している」と表明しました。イスラエルとアメリカは当初から、核合意の破壊および、平和目的のイラン核計画の合法性の喪失を目的に、セーフガード措置問題をめぐる論争やそれに関する世論操作に着手し、イランに対する圧力の強化に全力をあげています。

このため、アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相は5日土曜、グロッシ事務局長との会談で、対立や危機の扇動にイスラエルが関与していることを指摘した上で、同事務局長に対しイスラエルによるIAEAの方策の悪用のすべてに注意を払うよう求めました。

 

こうした中、オーストリア・ウィーン協議のイランの協議代表団は最終合意の成立に向けた真摯さをもって、相手側に対し制裁解除や責務履行の検証確認、核関連問題や保証をめぐり残っている問題における自らの立場を明確に示すとともに、最終合意発表にとっての必須事項が、イランの譲れない一線の完全な遵守であることを強調しています。

 

このため、現在すでに最終合意は、アメリカを含む西側の相手の政治的な決断を待つ状態となっています。イランとIAEAの最近の合意により、ウィーンでの合意成立の道をも円滑化しうる、両者間の間に残る対立事項の解決に向けたロードマップが整っています。

 


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