イラク北部のイスラエル拠点攻撃で、イラン革命防衛隊が声明
3月 13, 2022 21:01 Asia/Tokyo
イラン・イスラム革命防衛隊は声明を発表し、イラク北部にあるシオニスト政権イスラエルのスパイ拠点を高精度ミサイルで攻撃したとし、謀略が繰り返されるなら断固とした破壊的な報復に直面すると強調しました。
13日日曜未明、イラク北部エルビルにあるシオニスト政権イスラエルの諜報機関「モサド」の2拠点が、イラン・イスラム革命防衛隊の高精度ミサイルにより攻撃されました。
攻撃はミサイルとロケット弾による大規模なもので、エルビル市内にあるアメリカ総領事館ではサイレンが鳴り響き、イラク国内のすべての米軍基地では緊急配備が敷かれました。
イラン・イスラム革命防衛隊は声明を発表し、「最近のシオニスト政権イスラエルによる犯罪と、この悪の政権による犯罪・謀略を見過ごさないため、昨晩、モサドの拠点を革命防衛隊の強力な高精度ミサイルで攻撃した」としました。
同声明では、「国家の安全と安寧はイラン軍および革命防衛隊にとって譲れない一線であり、何者にもそれを脅かしたり、犯したりすることは許さない」としています。
今月7日、シオニスト政権イスラエル軍はシリアの首都ダマスカス北部をミサイルで攻撃し、シリア軍において軍事顧問を務めていた2人のイラン人が殉教しました。
この軍事顧問らは、シリア政府の正式な招聘を受けて、シリア軍のテロとの戦い、特にテロ組織ISISへの対抗における助言を行うために、同国に滞在していました。
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