イラン大統領、「冤罪での処刑に対する人権主張国の沈黙は非難に値」
3月 15, 2022 16:20 Asia/Tokyo
イランのライースィー大統領が、人権を主張する国々のダブルスタンダード的な態度を批判して、「無実の人々の処刑に対する人権主張国の沈黙や行動のなさは非難に値する」と語りました。
サウジアラビアで人権侵害が続けられる中、同国内務省は12日土曜、1日でシーア派教徒41人を含む81人の死刑を執行しました。
ライースィー大統領は14日月曜、無実の人々の処刑について言及し、このような措置に対する西側諸国のダブルスタンダード的行動や、人権という概念の道具としての利用、人権を主張する国々の沈黙や行動のなさは非難されて当然であるとし、「それらの態度は、自身の政治的目的や独立した政府への敵対のために人権という概念を政治的に利用する、これらの国々の二面性を表している」と指摘しました。
そして、国際機関や自由な独立系メディア、関係機関は沈黙を破るべきだとしました。
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