ノウルーズ特集;ノウルーズ期間のイラン人の祝祭(5)
(last modified Sat, 26 Mar 2022 05:23:35 GMT )
3月 26, 2022 14:23 Asia/Tokyo

サーヤーという儀式は、イラン北西部アーザルバーイジャーン地方の人々の新年ノウルーズにちなむ習慣で、新年の数日前に行われます。

同地方に住むアーザリー人の文化では、サーヤーとは「敬意を表する者」という意味です。

この儀式では、吟遊詩人であるサーヤーチー(サーヤーを行う者)がノウルーズの数週間前から、草木染めの服や地元の羊飼いの服を着て、2本の棒を手に持って村々や路地という路地、各家に赴き、春やノウルーズに関する歌を吟じ、手で持っている棒を叩きながら、ノウルーズの到来を告げています。

彼らは、祈りの文句や美しい詩の見返りに、小麦、大麦、お菓子、またはお金を人々から贈り物として受け取っていました。

 


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