イラン外相、「ウィーン協議で残る課題の解決には米の決断が必要」
3月 27, 2022 15:03 Asia/Tokyo
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、オーストリア・ウィーン協議が進展しているとして、残る1、2の課題の解決には、アメリカの決断が必要だと述べました。
国際通信イランプレスによりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は26日土曜夜、ベルギーのソフィー・ウィルメス副首相兼外相と電話会談し、ウィーン協議におけるアメリカの誓約をEU代表が精査していると述べました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はまた、別のインタビューで、アメリカの過剰な要求に触れ、もし同国が現実的な姿勢をとれば、合意は可能だと述べていました。
イラン制裁の解除を目指しての協議の第8ラウンドは、先月8日にオーストリア・ウィーンで開始され、今月11日に再び小休止に入りました。
イランは責任を受容する国としてこれまでに何度も、核合意に違反したのがアメリカ側であることから、アメリカが制裁解除と責務の完全履行により核合意に復帰すべきであり、さらにアメリカの義務履行状況は検証確認される必要がある、と表明しています。
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