イラン北東部の霊廟で、男が刃物で襲撃 1人死亡・2人負傷
4月 06, 2022 15:53 Asia/Tokyo
イラン北東部マシュハドにあるシーア派8代目イマーム・レザーの霊廟(ハラム)敷地内で、男が参詣客を刃物で襲撃し、1人が死亡、2人が負傷しました。
マシュハドを中心都市とするホラーサーン・ラザヴィー州のナザリー州知事は、「5日火曜午後、ハラムの敷地内でイスラム法学者3人が刃物で襲われ、このうち1人が深い傷を負いその場で死亡、ほか2人も負傷し病院に搬送された」と述べました。また、負傷者のうち1人は重傷だとしています。
ホラーサーン・ラザヴィー州政府は、犯人は逮捕され、治安組織に身柄を拘束されているとしています。
タスニーム通信によりますと、実行犯1人のほか、関与した4人も逮捕されたということです。
また、イルナー通信は、地元関係者の話として、犯人は外国籍で、過激思想であるタクフィール主義の影響を受けた人物だと伝えています。