イラン国防相が岸防衛相とビデオ会談、「地域外の国の駐留は治安を乱し違法」
(last modified Thu, 14 Apr 2022 09:25:07 GMT )
4月 14, 2022 18:25 Asia/Tokyo
  • アーシュティヤーニー・イラン国防軍需相と日本の岸防衛相
    アーシュティヤーニー・イラン国防軍需相と日本の岸防衛相

アーシュティヤーニー・イラン国防軍需相が日本の岸防衛相とのテレビ会談で、「地域外の国の軍隊が地域に駐留することは違法であり、治安をかく乱するものである」と強調しました。

イラン国防軍需省の広報部門の報告によりますと、アーシュティヤーニー大臣と岸大臣はこのテレビ会談にて、イランと日本の間の協力拡大を強調したということです。

アーシュティヤーニー大臣はこの会談で、西アジアや極東アジアという地政学上の要所におけるイランと日本の重要性や、その位置づけが他に敏感に影響することを強調し、平和や安定という枠組みでの、この両国の間の協力関係拡大をプラスで建設的なものだとしました。

また、イランの防衛政策や方針に触れ、地域諸国間の集団的な協力が、安定と安全の維持・確保にとって必須だとしています。

さらに、特に戦略的な視点からのペルシャ湾およびその湾口に当たるホルモズ海峡という重要な地域の特質、そして地域諸国の協力による海上安全確立の必要性というイランのアプローチについて説明したあと、地域外の国の駐留を違法で安全を乱すものだとしました。

一方、岸大臣も西アジア地域における自衛隊の情報収集活動の延長等について説明し、海上の安全保障における対イラン協力の必要性を強調しています。

両者はまた、両国関係の拡大をめぐる活動についても検討しました。

 


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