イランが、スウェーデンでのコーラン侮辱を非難
4月 17, 2022 19:36 Asia/Tokyo
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ハティーブザーデ報道官
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、スウェーデンでコーランの聖性が侮辱されたことを非難しました。
ハティーブザーデ報道官は17日日曜、スウェーデンのリンシェーピングでコーランの聖性が侮辱されたことに反発し、「わが国は、リンシェーピングでデンマークの人種主義者や過激派らが、表現の自由という口実のもとにスウェーデン警察に見守られながら、神の言葉である偉大なコーランに火を点けたことを、激しく非難する」と述べました。
続けて、イスラム教徒が断食を行うラマザーン月にこのような侮辱的行為が意図的に繰り返されていることは、スウェーデンのみならず全世界のイスラム教徒の感情を傷つけるものだとして、「この侮辱的な行為は、憎悪を撒き散らす顕著な例であるうえ、表現の自由にも反しており、各宗教間の共生や対話を信じる全ての人々によって非難されるべきものである」としました。
そして、スウェーデン政府に説明責任があるとし、「イランと他のイスラム諸国は、スウェーデンが侮辱的行為を行った者たちに対し断固たる即時の反応を示して、このような行為が繰りかえされることを防ぐために、明確な行動的対処を取るのを待っている」と強調しました。
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