アメリカ・エネルギー長官、「核合意違反はアメリカの利益にならない」
6月 04, 2016 17:43 Asia/Tokyo
アメリカのモニツ・エネルギー長官が、イランとの核合意に関して、アメリカが取り決めを守らないことは、ほかの6カ国メンバーのアメリカに対する信頼と協力が消滅し、脅威にもなるとしました。
プレスTVによりますと、モニツ長官は3日金曜、ブルームバーグのインタビューで、「もしアメリカが核合意から離脱すれば、孤立し、この措置はまったく効果がなくなる」と語りました。
モニツ長官はまた、アメリカはイランに対する制裁行使により、国際的な結果を引き起こしたことを指摘し、「再びイランに対して効果的な形で、国際的な制裁を行使することはありえない」と述べました。
さらに、イランに核合意を守らせるのは、アメリカと同盟国の利益だとしました。
IAEA国際原子力機関は、核合意の実施後の6ヶ月間の2つの報告の中で、イランは正しく核合意を実施しており、核合意に沿って行動しているとしました。
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