イラン外相、「米は政治的イニシアチブに沿い一歩踏み出すべき」
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「米政府は、トランプ前大統領の違法行為を修正して、政治的イニシアチブに沿って一歩を踏み出すべきだ」と述べました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
May 04, 2022 11:14 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とアイルランドのサイモン・コーヴニー外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とアイルランドのサイモン・コーヴニー外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「米政府は、トランプ前大統領の違法行為を修正して、政治的イニシアチブに沿って一歩を踏み出すべきだ」と述べました。

対イラン制裁の解除および核合意の復活を目指してのオーストリア・ウィーン協議は、昨年12月27日に第8ラウンドが開始されましたが、3月11日にはボレルEU外務・安全保障政策上級代表の提案により再び小休止に入り、各参加国の代表者らは本国政府との相談のためそれぞれの国に帰国しました。

それ以来現在まで、協議の当事者であるイランと5カ国グループが協議に進展が見られ意見の対立が減ってきていると表明してはいるものの、一連の保証や制裁対象者・危険人物リストからの個人や法人の削除といった問題は、依然として核合意違反者であるアメリカがその解決に向け必要な政治的決断を下していないままとなっています。

ファールス通信によりますと、アイルランドサイモン・コーヴニー外相イランアミールアブドッラーヒヤーン外相は3日火曜、電話会談を行って、二国間問題、国際問題、ウィーン協議について意見を交換しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの中で、「我々は、ウクライナ、イエメン、パレスチナ、アフガニスタン、その他の世界の地域で起きている戦争や人々の難民化に反対しており、恒久的な平和と安全を実現するためには、政治的解決策に沿って進むべきだと信じている」と述べました。

また、ウィーン協議のプロセスについて触れ、「イランは政治的イニシアチブに加えて、制裁解除を目指す協議において、強力かつ永続的な良い合意への到達に必要となる決意を、繰り返し行動で示してきた」と指摘しました。

そして、「今は米国が、現実的なアプローチによってトランプ前大統領の違法行為を修正し、政治的イニシアチブに沿って進まなければならない側となっている。我々は、自身のレッドラインに従って、最終的な合意点到達を目指して外交努力を続けていく」としました。

一方のコーヴニー外相も、ウクライナでの戦争の結果である国際的な緊張の増大は懸念されるものだとしました。

続けて、ウィーン協議におけるイランの政治的イニシアチブは賞賛に値するとし、イランやすべての当事者の要求を満たすことができる良い合意が得られる必要性を強調しました。

そのうえで、「我が国は、国際的な緊張の緩和、特に核合意の成立に向けて、いかなる努力も惜しむことはない」としました。

 


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