イラン外務商報道官、「EU調整官のテヘラン訪問はウィーン協議道筋の正当性を示す」
(last modified Mon, 09 May 2022 07:46:25 GMT )
May 09, 2022 16:46 Asia/Tokyo
  • ハティーブザーデ・イラン外務省報道官
    ハティーブザーデ・イラン外務省報道官

ハティーブザーデ・イラン外務省報道官が、対イラン制裁の解除を目指すオーストリア・ウィーン協議の調整役を務める、エンリケ・モラ欧州対外行動庁事務次長のテヘラン訪問は、ウィーン協議の道筋の正当性を示すものだとしました。

IRIB通信によりますと、ハティーブザーデ報道官は9日月曜、定例記者会見において、アメリカの約束不履行が続く中でのモラ事務次長のテヘラン訪問の理由について、「イランと5カ国グループの協議は中止されることなく今日まで継続されており、イランとアメリカの間のメッセージの交換は、EUを通じて行われている」と述べています。

また、ウィーン協議の行き詰まりに関するボレルEU外務安全保障政策上級代表の発言について、また、イランとして、ウィーン協議が暗礁に乗り上げたと考えるかという質疑に対し、「アメリカは、イラン国民が奪われた権利を回復させるべきである。そうなれば、協議は射程圏内だといえる」としました。

加えて、カタール首長が近くテヘランを訪問するという報道を認め、この訪問が近く実施され、二国間・地域問題が議題となると表明しています。

 


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