EU上級代表とイラン外務次官の協議が継続中
(last modified Thu, 12 May 2022 09:54:02 GMT )
May 12, 2022 18:54 Asia/Tokyo

欧州対外行動庁のエンリケ・モラ事務次長とイランのバーゲリー外務次官との協議が、テヘランで続いています。

イルナー通信によりますと、対イラン制裁解除目指すオーストリア・ウイーン協議においてEU代表として調整役を務めるモラ事務次長と、同協議でイラン代表団長を務めるバーゲリー次官との協議は12日木曜も続いています。

モラ氏のイラン訪問は、今年3月21日にイラン暦新年が始まってから2度目のことで、協議の休止から2ヵ月後に実現しました。

2018年5月8日、当時アメリカ大統領だったドナルド・トランプ氏は執行命令に署名して、アメリカの核合意離脱を表明しました。これを受け、核合意に定められたアメリカの遵守すべき事柄に基づき解除されていた対イラン核関連制裁が再発動されました。

バイデン現米政権の高官らはこれまでに何度も、同国による対イラン最大限圧力行使という政策の失敗を認めているものの、核合意への復帰に必要とされた措置の実施を回避してきています。

 


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