May 28, 2022 17:23 Asia/Tokyo
  • イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記
    イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「世界は米国の一極主義政策に対抗して団結すべきである」と述べました。

国際通信イランプレスによりますと、第4回地域安全保障対話に参加するためにタジキスタンを訪れたシャムハーニー書記は、ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と会談し、二国間や地域的、国際的な問題について話し合いました。

シャムハーニー書記はこの会談の中で、国際舞台での最近の動きを考慮した、可能な限りのイラン・ロシア間の協力強化の必要性を強調しながら、大規模な西側の対ロシア制裁実施について言及し、「イランは43年間、制裁の対象となっているが、独立国家に政治的意図を押し付ける手段としての制裁に効果がないことを示す象徴となっている」と指摘しています

続けて、米国の一国主義政策に立ち向かうためにイランとロシアの間に戦略的協力を確立する必要性を強調し、「制裁という条件下で共存するための土台を作り、それらを生産的で内生的な、経済を強化する機会に変えていく必要がある」と述べました。

また、アフガニスタンの状況と、同国で情勢不安を煽るさまざまなテロ組織が存在し続けていることに懸念を示し、「アフガニスタンに包括的な政府が発足していないことは、不安定や情勢不安の継続、および人々への経済的・生活上の圧力増加を引き起こす、最も根本的な原因のひとつになっている」と述べました。

 


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