イラン外相が、露とウクライナに戦争終結を呼びかける
(last modified Mon, 30 May 2022 10:33:06 GMT )
May 30, 2022 19:33 Asia/Tokyo
  • アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相とハーヴィスト・フィンランド外相(アーカイブ写真)
    アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相とハーヴィスト・フィンランド外相(アーカイブ写真)

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、ハーヴィスト・フィンランド外相との電話会談で、「イランは戦争に反対であり、ロシアとウクライナの双方に対し、対話と戦争終結を呼びかける次第である」と語りました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相とハーヴィスト外相は29日日曜、電話会談し、両国関係の最新状況及び、ウクライナを含む地域・国際情勢について意見交換を行いました。

アミールアブドッラーヒアーン外相は、決断しかねているアメリカを批判するとともに、対イラン制裁解除を目指す目指すオーストリア・ウィーン協議でのしっかりした良好な恒久的合意達成に向けた、イランの真剣な決意を強調しています。

また、イエメンでの停戦に対する支持に触れ、イエメン人同士の対話という枠組みでのイエメン危機の解決や、同国に対する封鎖の完全な解除の必要性を強調しました。

一方、ハーヴィスト外相もイラン・フィンランドの外交関係樹立90周年記念を祝い、両国関係を重要なものだとしています。

また、ウィーン協議で好ましい合意が成立するよう希望すると共に、両国間の協力の発展拡大を強調しています。

さらに、ウクライナ危機に関しても、「イランをはじめとする各国の支援により、ロシア・ウクライナ間の対話がこの危機の平和的な解決に寄与するよう希望する」と語りました。

 


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