イラン外務省報道官、「革命防衛隊幹部暗殺の犯人は間もなく手痛い報復受ける」
(last modified Tue, 31 May 2022 10:29:20 GMT )
May 31, 2022 19:29 Asia/Tokyo

イラン外務省報道官が、イスラム革命防衛隊上級幹部がテヘランで暗殺された事件の犯人をイランは知っているとして、「サイヤード・ホダーイー将軍暗殺の犯人は間もなく、機密ルートを通じて手痛いメッセージを受け取るだろう」としました。

イランイスラム革命防衛隊のホダーイー将軍は今月22日、テヘラン南東部にて、世界的覇権主義者とつながりのある反イラン革命派のテロリストの攻撃を受けて殉教しました。

ホダーイー将軍は、自宅前に止めた自家用車にいたところを狙われ、身体に5発の銃弾を受けていました。

同将軍はこの数年、シリアで同国の軍隊や義勇軍に対し、テロ対策についての助言を行っていました。

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は31日火曜、国連人権報告者のエレナ・ドーハン氏によるイラン訪問直後に今回の暗殺が起きたことに関しての、国際通信イランプレス記者からの質問に対して、「ドーハン氏がイランで得た情報は、完全に自由なかたちによるものである。同氏は多くの政界やNGOの要人らとも会談しており、その内容の選択に我々はほとんど関与しなかった」と答えました。

また、「ドーハン氏はイランにおいて自由に発言し、違法な制裁がどれだけのものかを実際に見た」としました。

強制的かつ一方的な制裁に関する報告者である同氏は、12日間にわたるイラン訪問の最後において、アメリカ政府に対イラン制裁の解除を、自国内でイラン資産を凍結している国に対してはその解除を求めました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem