6月 02, 2022 19:58 Asia/Tokyo
  • テヘラン市の危機管理・予防センターと日本のJICA・国際協力機構との協議
    テヘラン市の危機管理・予防センターと日本のJICA・国際協力機構との協議

イランの首都テヘラン市の危機管理・予防センターと日本のJICA・国際協力機構との間で、5番目となる協力プロジェクトが始動しました。

JICAは、日本の政府開発援助の一元的な実施のために、開発途上国への国際協力を行っている機関です。

IRIB通信によりますと、テヘラン市危機管理・予防センターとJICAの5番目となるこの協力プロジェクトは、テヘランでの地域的な管理計画の能力向上やリスク削減といった分野での、安全性と復旧性の実現を目指しています。

テヘラン市危機管理・予防センターのナスィーリー代表は、このプロジェクトの始動式において、「テヘランとJICAの5番目となる協力計画は、(国連防災世界会議の成果文書である)仙台防災枠組2015-2030を強調しながら地域の危機管理に焦点を当てており、イランの首都にとって深刻な脅威として想定される、地震と洪水の状況調査を主要な目的としている」と述べました。

JICAイラン事務所の田中代表も、テヘラン市が危機管理を強化していることに触れ、「JICAは、これまでに取られた措置を支援しており、1998年以来ともに緊密に協力を行っている」と述べました。

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