ベネズエラ大統領、「イラン学術水準の進歩に驚嘆」
(last modified Tue, 21 Jun 2022 09:09:11 GMT )
6月 21, 2022 18:09 Asia/Tokyo
  • ベネズエラのマドゥロ大統領
    ベネズエラのマドゥロ大統領

ベネズエラのマドゥロ大統領が、イラン訪問から帰国した後のインタビューにおいて、同国の科学的進歩に驚かされたと語りました。

マドゥロ大統領は、イラン当局者らとの会談のための政治経済高等代表団を率いて、今月10日にテヘラン入りしました。

同大統領はイラン滞在中、同国のイスラム革命最高指導者ハーメネイー師およびライースィー大統領との会談や、知識ベース企業の業績の視察などを行いました。

国際通信イランプレスによりますと、マドゥロ大統領は20日月曜、レバノンのアルマヤーディン・テレビのインタビューにおいて、テヘラン訪問をめぐり、「我々は、この近年にイランが達成した科学技術分野での進歩とレベルの高さに、非常に驚かされた」と語りました。

また、ベネズエラとイランの間で結ばれた複数の合意に言及し、「イランとの20カ年協力協定への署名は、非常に重要なものだった」と述べました。

続けて、「イラン大統領は、ニ国間での科学技術ネットワークの構築を強調した」としました。

さらに、パレスチナ問題にも触れて、「パレスチナ問題に対するベネズエラの不変の立場は、パレスチナ人が持つ自身の領土の独立という歴史的権利が確認されるべきというものである」と説明しました。

イランとベネズエラは2つの独立した国家として、常にアメリカ政府の覇権政策や措置に対峙してきました。

マドゥロ大統領およびベネズエラ使節団と11日土曜に会談したハーメネイー師は、両国がアメリカによる激しい圧力や複合的戦いに対峙していることに言及し、「両国の成功裡の経験は、このような圧力に立ち向かえる唯一の方法が抵抗および対峙であることを示した」と強調しています。

 


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