安倍元首相の遺体が東京・渋谷の自宅に無言の帰宅、大勢の人々が見守る中
7月 10, 2022 13:01 Asia/Tokyo
奈良市内での街頭演説中に銃撃を受けて死亡した安倍晋三・元首相の遺体を乗せた車が9日土曜午後1時ごろ、東京・富ヶ谷の自宅に到着しました。
同日午後2時前には、山梨県での街頭演説を終えた岸田首相が弔問に訪れました。
さらにこの後、森、小泉両元首相や、細田衆院議長、山東参院議長、安倍内閣を党側で支えた二階俊博・元幹事長ら多くの関係者が集まったほか、自宅に向かって手を合わせたり、献花する近隣住民らの姿もみられました。
近隣住民の男性の1人は、「素直にお弔いをしたいという気持ちです。日本でまだこんなことが起きるのか、という驚きと、悲しい気持ち。ああいうことが昼間で許されるのか、という感じです」と語りました。
また、黄色い花束を献花しに来たある外国人男性は「安倍さんは、日本の21世紀に入った中での1人のすばらしい政治家であることは確かだと思います。どんなことであったとしても、安倍さんは日本のために一生懸命がんばりました。彼は本当の愛国者でした」と流暢な日本語で安倍氏をしきりに称えていました。
そして、中国人と見られるある男性は、「(安倍さんは)すごい偉い人で、親切心があって、とても印象に残っています。昨日は仕事中にあの事件のショックを受け、とてもつらいです。あんな優しい人がなぜこんな目にあわなければならないのか、私には理解できません」と、安倍氏への追慕の念を語っていました。
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