中国国防省、日本の中国大使呼び出しに抗議
6月 10, 2016 20:24 Asia/Tokyo
中国海軍の艦艇が、東シナ海の尖閣諸島周辺の接続水域に入ったことについて、日本が中国大使を呼び出したことに中国国防省が抗議しました。
イルナー通信によりますと、中国国防省は、10日金曜、インターネットサイトで、尖閣諸島の領有権を主張し、「中国の軍艦が自国の管轄海域を航行することは国際法や海洋法の観点から認められており、日本の抗議は受け入れられない」としました。
中国は、尖閣諸島の領有権を主張しており、数年前の日本による尖閣諸島の国有化は法的根拠に欠けるものだとしています。
日本は、中国の軍艦が8日水曜、尖閣諸島周辺の接続水域に入り、1時間ほどそこにとどまった後、夜中近くに中国沿岸に向かって去ったとしました。
日本は、これと同時に、ロシア海軍の艦船3隻も、接続水域に入ったと発表しました。
こうした中、アメリカ、インド、日本の艦船は、10日金曜、3カ国による共同訓練「マラバール」に参加するため、南シナ海に入りました。
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