熱海・土石流災害遺族が、市長を告訴へ
8月 16, 2022 21:21 Asia/Tokyo
昨年7月に静岡県熱海市で発生した土石流災害の遺族が、同氏の斉藤栄市長を告訴しました。
NHKによりますと、警察に告訴・告発状を提出したのは、昨年7月の土石流で亡くなった男性遺族と被災者ら4人です。
告訴状では、斉藤市長は10年以上前から現場の盛り土の危険性を認識していたにもかかわらず、適切な措置をとらなかったとして、業務上過失致死の疑いがあるとしています。
また、土石流当日に、熱海市が避難指示を出さなかったことについても、告訴の対象としています。
この災害をめぐっては、昨年11月にも、別の遺族らが、盛り土が置かれていた土地の現旧所有者を殺人容疑で刑事告訴しています。
この土石流災害では、26人が死亡、1人が行方不明となっています。
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