西村経産相、「LNGについて中長期的にはロシア以外の調達など必要な手段をとる」
(last modified Tue, 06 Sep 2022 11:13:18 GMT )
9月 06, 2022 20:13 Asia/Tokyo
  • 西村康稔経産相
    西村康稔経産相

西村康稔経産相が、日本として必要に応じてロシアに替わるLNG・液化ガス調達手段を探す用意がある、としました。

日本の報道各社によりますと、西村経産相は6日火曜の閣議後の記者会見で、ロシア以外のLNG産油国から、あるいはスポットマーケットからの代替調達、必要に応じた需要の抑制など、あらゆる手段を通してLNGの安定供給の確保に努めていきたい」と述べています。

ロシアのプーチン大統領は5日月曜、「サハリン2への参入希望者は多い」が「同ガス田からの資源配分問題は、運営者の事業など、ロシアの履行義務に関係しており、採掘量の大部分が日本や韓国に送られる」と述べました。

ロシアはウクライナ危機をめぐり、対日関係で強硬な姿勢を取り続ける一方で、極東の石油・天然ガス開発事業の「サハリン2」の新事業者である「サハリンエナジー」における三井物産と三菱商事の参画を認めており、硬軟を使い分ける姿勢ものぞかせています。

なお、同新事業者とは日本の東京ガス、JERA、東京電力、中部電力、九州電力がすでにLNG調達に関して再契約を結んでいます。

 


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