静岡・園児置き去り死事件、副園長と担任が退職へ
9月 24, 2022 20:25 Asia/Tokyo
静岡県牧之原市のこども園で発生した、バスの中への女児置き去り事件で、こども園の副園長が引責退職します。
NHKなど日本の報道各社によりますと、静岡県牧之原市の認定こども園で、3歳の女児が通園バスの車内に取り残され熱中症で死亡した事件で、こども園の杉本智子副園長が事件の責任を取って、9月いっぱいで退職する見通しです。
また、事件当日に女児が欠席したと考えて保護者に問い合わせをしていなかったクラスの担任も、退職する意向を示しているということです。
牧之原市静波にある認定こども園「川崎幼稚園」で去る9月5日、3歳の女児が通園バスの車内に取り残され、熱中症で死亡した事件で、バスを運転していた増田立義元理事長は理事長と園長を辞任していたが、杉本智子副園長も退職することが明らかになりました。
杉本副園長は、園の安全管理のマニュアルの作成に携わっており、2021年7月に福岡県の保育園で5歳の園児が送迎バスの車内に取り残されて死亡する事件が起きたあとも、マニュアルを見直さないなどの不備がありました。
なお、休園状態のこども園は来月3日を目安に再開する方針だということです。
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