沖縄県知事と防衛相が会談 辺野古移設では平行線
(last modified Wed, 28 Sep 2022 12:13:54 GMT )
9月 28, 2022 21:13 Asia/Tokyo
  • 沖縄県の玉城デニー知事と浜田靖一防衛相
    沖縄県の玉城デニー知事と浜田靖一防衛相

沖縄県の玉城デニー知事と浜田靖一防衛相が28日、沖縄県庁で会談しました。米軍普天間基地の辺野古移設については、両者の主張はこれまでと同様平行線をたどりました。

沖縄タイムスによりますと、玉城知事は辺野古移設について、「過去3回の県知事選挙の投票をはじめ、県民投票でも、反対の民意が圧倒的多数で明確に示されている」とし、改めて普天間基地の辺野古移設の断念を求めました。

これに対し浜田防衛相は、「日米同盟の抑止力の維持と普天間基地の危険性の除去を考えた時、辺野古移設が唯一の解決策だ」と、これまでの主張を繰り返しました。

浜田氏はまた、「南西地域の防衛体制の強化は喫緊の課題だ」として、本年度中に石垣島に陸上自衛隊の部隊を配備する計画を伝えました。

玉城氏はこれについても、「沖縄が77年前に戻ってはいけない。本土防衛の捨て石のような状況に置かれることは絶対にあってはならない」と強調し、計画の詳細について情報提供を求めました。

 


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