日本に多数の外国人観光客が戻る、コロナ水際対策撤廃で
10月 12, 2022 15:12 Asia/Tokyo
日本政府が2年7ヶ月ぶりに「開国」し、新型コロナウイルス関連の水際措置をほぼ撤廃したことから、同国の主要空港に多数の外国人観光客が押し寄せています。
コロナ入国規制が最も厳しかった時期とは逆に、空港には色とりどりのスーツケースを引きながら歩く多数の旅客が戻ってきました。
また、マスク姿ながらも多数の地上係員や、これからフライト勤務に臨むと思しき客室乗務員らが、搭乗機へと向かう姿も見られます。
日本の空の玄関口・成田空港に到着したある外国人男性は、「日本は1年ぶりです、また日本に来れてよかった」と感慨深げに放していました。
一時期は「欠航」の表記がずらりとならんでいたフライト掲示板にも、今度は出発・到着予定の便がぎっしりです。
さらに、2人組みの外国人の若い女性客は、「日本は3年ぶり。コロナのせいでした。でも今はすべてがよくなってきてる。また来れて嬉しい」と素直な喜びを表していました。
日本は11日月曜から、外国人の個人旅行や、一部の国に対する観光目的でのビザ免除措置を再開しましたが、ここしばらくは入国時にワクチン証明もしくは、出発72時間前の陰性証明の提示義務を継続する見通しです。
現在、G7でこの措置が残っているのは日本とアメリカのみで、今度は日本のコロナ規制の完全撤廃がいつごろになるかが注目されます。
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