露外務省が日本に抗議、国境近くでの高機動ロケット砲システム発射で
10月 13, 2022 18:43 Asia/Tokyo
ロシア外務省が、日米合同演習中にロシア国境近くで最近、高機動ロケット砲システム「ハイマース」のテストが行われたことを受け、在ロシア・モスクワ日本大使館に対し断固とした抗議を表明したと発表しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、ロシア外務省は「今月12日、在ロシア日本大使館に対し、ロシア国境から至近距離に位置する北海道・矢臼別演習場における米国との合同軍事演習の枠内で行われた日本の自衛隊によるロケット砲システム『ハイマース(HIMARS)』の今月10日のテストを受け、断固とした抗議が表明された」と発表しています。
また、「以前、演習場がつくられたとき、日本外務省はそのような長射程の多連装ロケット砲をテストするために演習場を使用する計画はないと発表した」と強調しました。
さらに、その代表者が訓練場に入ることが許された日本のマスメディアが、「ウクライナにおけるロシアの侵略」と演習の実施を関連付けていることも当惑を引き起こす、と強調しています。
そして、「行われた軍事演習をわが国の極東地域の安全保障上の脅威とみなし、そのような行動の即時停止を求める。日本側には、ロシアの軍事的脅威をブロックするために相応の対抗措置が不可避であると警告が行われた」と指摘しました。
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