10月 17, 2022 16:01 Asia/Tokyo
  • 驚異の96歳
    驚異の96歳

沖縄県在住の96歳の男性が200メートルを48秒09で走り抜け、M95(95〜99歳)クラスの従来の記録を0秒60更新して、世界新記録を樹立しました。

沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、16日日曜に沖縄市陸上競技場で行われた陸上の第42回沖縄マスターズ選手権で、M95(男子95〜99歳)クラス200メートルに出場した、宮古島市の亀濱敏夫さん(96)が48秒09の世界新記録を樹立し、優勝しました。

自身の従来の記録は48秒69で、亀濱さんはこれを0秒60更新したことになります。

従来の日本記録は59秒25で、亀濱さんはこれも11秒16更新し、さらに同100メートルでも23秒24で優勝しました。

一方で、100メートルでの世界記録更新は逃し「とても悔しい」と話しつつも、「健康維持のために走っているので、うれしい」と喜びをあらわにしました。

亀濱さんは、これまでにM90(90〜95歳)クラスの400メートル、800メートル、1500メートルでも世界記録を更新しており、現在は日本記録として刻まれています。

今月18日には97歳になる亀濱さんですが、毎日約1〜2キロの散歩を欠かさず続けており、食事も野菜中心で「嫌いな食べ物はない」ということです。

また、来年の出場を問われると「気持ちと体力があるうちは頑張りたい」と力強く宣言しました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今大会は3年ぶりの開催となりました。

主催した沖縄マスターズ陸上競技連盟の勢理客友子会長は「沖縄の地で素晴らしい記録が出てうれしい。みんなの励みになる」と、にこやかにコメントしています。

 


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