12月 06, 2022 17:43 Asia/Tokyo
  • 松野官房長官
    松野官房長官

北朝鮮が5日午後、130発余りの砲弾射撃を実施したことを受けて、松野官房長官は、日本政府が核実験の実施を含めた北朝鮮の今後のさらなる挑発行為の可能性を考えていると明らかにしました。

北朝鮮軍の参謀本部はこのたび、韓国と米国の間の演習の増加に対応して、国境部隊に対し再び南北間の海上緩衝地帯に向けた砲弾射撃を命じ、現地時間5日月曜に、南北間の海上緩衝地帯に向けて130発の砲弾が発射されました。

韓国による新たな軍事演習は同日に始められ、7日水曜まで続けられることになっています。

北朝鮮はまた、自国のミサイル実験が、米国とその地域の同盟国による挑発と緊張への反応として行われたことを強調しています。

今回の事態について、松野官房長官は6日の定例会見で、北朝鮮の発表や軍事動向に関する具体的な情報についてはコメントを控えるとしたものの、「これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射を含め、北朝鮮による挑発をエスカレートさせる一連の行動は、我が国、地域および国際社会の平和と安全を脅かすもので、断じて容認できない」と述べました。

松野官房長官は「これまでもお伝えしてきたように、北朝鮮が今後、核実験の実施を含め、さらなる挑発行為に出る可能性はあるものと考えている」と明らかにしました。

 


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