日本政府、アフガン難民の帰還支援に1250万ドル
12月 07, 2022 20:21 Asia/Tokyo
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アフガン難民
UNHCR国連難民高等弁務官事務所が、日本政府がアフガニスタン難民の祖国帰還支援のために1250万ドルを拠出する見通しであることを明らかにしました。
およそ40年にわたる戦争で、これまでにアフガン難民700万人が国外へ避難しており、そのうちのおよそ半数をイランが受け入れています。
アフガニスタン・アワ通信によりますと、駐アフガンUNHCR事務所は7日水曜、ツイッターに、「アフガン難民の自主的な帰国のため、日本政府から資金援助がなされる見通しだ」と投稿しました。
在アフガニスタン日本大使館もツイッターに、「アフガン難民の自主的な帰国を支援する」と記しています。
これ以前に、日本に身を寄せているアフガン難民のうちおよそ4割が、日本政府からの圧力で帰国したと報じられていました。これらのアフガン難民は日本政府からの支援がないことに抗議していて、日本の外務省から帰国を促された、と語っています。
これに対し日本外務省は、アフガン難民に帰国を強要したことはないと否定する一方で、アフガン難民に対しては1年以上の支援はできないと認めています。
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