自民・萩生田政調会長が台湾を訪問
12月 11, 2022 16:37 Asia/Tokyo
台湾の蔡英文総統が、訪台した日本の萩生田光一・自民党政調会長と会談し、日本との安全保障協力の強化を求めました。
日本と台湾は、正式な外交関係はありませんが、非公式な友好関係を築いており、また、中国の軍事活動増加などについての懸念も共有しています。
共同通信によりますと、蔡総統は10日土曜に行った萩生田政調会長との会談で、インド太平洋地域の安定強化の一環として、台湾が日本との安全保障協力を強化していくことを約束しました。
また、デリケートな台湾の安全保障問題に対する日本の支援に謝意を示しました。
萩生田政調会長もこの会談で、「自由、民主主義、法の支配という共通の価値を持つ大切な友人として、これからも日台関係をさらに前進させたい」と述べました。
萩生田氏は、11日日曜には台北市内で開かれる日台関係をテーマとするシンポジウムに参加し、12日まで滞在する予定です。
中国は、今年の8月にアメリカのペロシ下院議長の訪台が物議を醸して以降、台湾海峡周辺で複数回の軍事演習を行っています。