浜田防衛相、「反撃能力」は抑止効果
(last modified Tue, 20 Dec 2022 11:44:34 GMT )
12月 20, 2022 20:44 Asia/Tokyo
  • 浜田防衛大臣
    浜田防衛大臣

浜田防衛大臣が、新たに保有することを決めた「反撃能力」について、相手の攻撃に対する抑止効果が得られるものだと説明し、日米両国で協力して対処するため具体的な議論を進める考えを示しました。

NHKによりますと、浜田防衛大臣は20日火曜、記者会見で「相手国の戦略、戦術的な計算を複雑化させ、日本にミサイルを撃ち込もうとしている相手に、目的の達成は容易ではない、攻撃をやめたほうがいいと思わせる抑止効果を得られるものだ」と述べました。

そのうえで、日米両国で協力して対処するため、アメリカ側と具体的な議論を進めていく考えを示しました。

また、3つの文書のうち「防衛力整備計画」に沖縄の防衛体制を強化するため、陸上自衛隊の部隊の増強が盛り込まれたことについては「南西地域への攻撃に対する抑止力、対処力を高めることで、わが国への攻撃の可能性を低下させるものだ」と述べ、沖縄に丁寧に説明して理解を得たいとの見解を示しています。

政府は先週、外交・安全保障の指針である「国家安全保障戦略」など3つの文書を新たに決定し、敵の弾道ミサイル攻撃に対処するため、発射基地などをたたく「反撃能力」の保有を明記しています。

 


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