NY円、4か月ぶり一時130円台半ば…日銀の緩和策修正発表から6円超円高に
12月 21, 2022 15:55 Asia/Tokyo
円相場が、約4ヶ月ぶりに一時1ドル130円台半ばまで値上がりしました。
日本の報道各社によりますと、20日火曜の米ニューヨーク外国為替市場で、円相場は一時、1ドル130円台半ばまで上昇し、今年8月上旬以来、約4か月半ぶりの円高水準となりました。
これにより、日本時間20日に日本銀行が大規模な金融緩和策の修正を発表してから6円以上、円高が進行していることになります。
また、東京株式市場では、円高が進んだことで輸出関連の銘柄に売り注文が広がったことなどから、株価は小幅に値下がりしています。
日経平均株価、午前の終値は20日の終値より59円30銭安い2万6508円73銭。東証株価指数・トピックスは、0.20下がって1905.39、同日午前の出来高は9億9383万株でした。
こうした傾向について、市場関係者は「日銀の想定外の政策の修正を受けて、市場では今後さらなる修正があるのではないかと警戒感が広がっている」とコメントしています。