12月 21, 2022 20:34 Asia/Tokyo
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日本の経済産業省が、ガソリン補助金の上限を2023年1月から2円ずつ段階的に引き下げると発表しました。

日本の報道各社が21日水曜、報じたところによりますと、日本政府はガソリンなどの燃料価格の上昇を抑えるため、石油元売り会社に補助金を支給(燃料油価格激変緩和策)しています。

現在は1リットル168円を基準価格とした上で、それを上回る分について35円(上限額)までは全額を、上限を超えた分についてはその半額を支給しています。しかし、2023年1月から5月にかけて、この35円の上限額を毎月2円ずつ引き下げ、同年6月以降については、市場動向も踏まえて判断するということです。

これは、補助金の終了に向けた「出口戦略」を打ち出した格好だといえます。

欧米や中国などの景気後退懸念を背景に足元の原油価格は下落しており、経産省によると、補助支給額はここにきて25円を大きく下回り、22日木曜から適用される直近の補助金は15.6円となっていました。

この問題について経産省は、最近は原油相場が下落しており「上限を引き下げても小売価格に影響は出ない見通し」と説明しています。

 


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