Pars Today

ロシア外務省のザハロワ報道官は、先週の日本の敵基地攻撃能力保有などを決めた閣議決定について、「日本はかつてないほどの軍拡に向けて道を歩み始めており、必然的にアジア太平洋地域における新たな安全保障上の問題を引き起こすことになる」と述べました。

ザハロワ報道官は外務省のウェブサイト上でコメントを発表し、「岸田政権は、歴代の政治家が強く主張してきた平和的発展をあからさまに否定し、抑制の効かない軍事化へと回帰している。これは、新たな安全保障上の問題を誘発させ、アジア太平洋地域の緊張を必然的に高めることにつながる」と指摘しました。

その上で、日本の防衛政策の転換について、「米国の地政学的ゲームに緊密に加わるという軍事的野心を実現する用意があることを示している」としました。

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