日本;中国船舶が日本領海に侵入、「過去最長の72時間」
12月 27, 2022 16:20 Asia/Tokyo
日本の報道各社によりますと、松野博一官房長官は26日月曜の記者会見で、中国海警局の船舶2隻が過去最長となる72時間45分にわたり日本の領海に侵入したと述べました。
松野官房長官によりますと、これらの船舶は尖閣諸島周辺の領海に今月22日から25日午前10時19分ごろまで侵入し、これまでで最も長かった7月の64時間17分を上回り最長を記録した、ということです。
松野官房長官はまた、2022年の中国海警局の船舶による領海侵入は現在28件で、海上保安庁の巡視船が同船舶の航行を確認したのは331日にのぼることを明らかにしました。
さらに、「誠に遺憾で受け入れられない」と強調し、相次ぐ領海侵入などを「極めて深刻に考えている」と語っています。
この問題について、松野氏は「海上保安庁の巡視船による領海からの退去要求や進路規制などとともに外交ルートを通じ厳重に抗議し、速やかに日本の領海から退去するよう強く求めてきている」と言及しました。
今回の2隻の船舶に対しては、配備中の海上保安庁の巡視船が領海から出るよう繰り返し警告していました。
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