昨年の企業物価指数、過去最高の９．７％上昇

日銀は１６日、昨年１２月の企業物価指数を１１９．５と発表しました。これにより昨年の１年間の企業物価指数の上昇率は９．７％となり、１９８１年以降で最高となりました。

日本経済新聞によりますと、昨年１２月の企業物価指数は１１９．５で前年同月比で１０．２％の上昇となりました。前年の指数を上回るのは２２カ月連続です。

品目別では電力・都市ガス・水道が５２．３％の上昇で、エネルギー価格の高騰があらためて浮き彫りになりました。

他にも、鉄鋼２０．９％、飲食料品７．７％、農林水産物６．９％などと、エネルギー価格の高騰が他の分野にも転嫁されていることがうかがえます。

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