2月 23, 2023 20:55 Asia/Tokyo
  • 東京電力福島第1原発
    東京電力福島第1原発

東京電力福島第一原発の処理水海洋放出計画を巡り、日本の原子力規制委員会が同計画の一部補正を認可したことについて、韓国政府は22日、「国民の健康と安全を最優先原則とし、汚染水が科学的・客観的に安全であり、国際法・国際基準に合った方式で処分されるよう検証を続けていく」と表明しました。

ヨンハプ通信によりますと、韓国政府はこの中で、東京電力の放出計画に対する科学的・技術的検討を積極的に進めるとし、「IAEAによる汚染水分析などの検証結果や多核種除去設備(ALPS)など日本側の設備の性能も総合的に確認する」と強調しました。

IAEAの調査団は昨年2月の訪日で、東京電力が選定した64種類の測定対象の核種を推計値ではなく実測値にするよう要請しました。これを受け、東京電力は測定対象の核種を31種類に再選定する修正案をまとめて原子力規制委員会に認可を申請し、このほど認可されました。

韓国政府は東京電力が測定対象の核種を減らした根拠などについて日本側に問い合わせていました。昨年12月に開催された局長級によるテレビ会議でも、日本側と技術的内容について協議しています。

 


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