韓国政府が再度強調、「処理水は科学的・客観的に安全であるべき」
4月 17, 2023 18:52 Asia/Tokyo
韓国政府が、日本が計画する東京電力福島第1原子力発電所の処理水の科学的・客観的な安全の必要性を強調しました。
韓国ヨンハプ通信によりますと、16日月曜に閉幕したG7主要7カ国気候・エネルギー・環境相会合が共同声明に、IAEA国際原子力機関による安全性の検証を「支持する」と盛り込んだことを受け、韓国政府は福島原発処理水の海洋放出に関し「科学的かつ客観的に安全で、国際基準に合致しなければならない」とする従来の立場を改めて示した形となっています。
韓国の国務調整室はこの日、官庁共同の報道資料を通じ「情報共有を含め(処理水)処分に関連する全ての過程が透明に進められなければならない」と指摘しました。
なお、G7の言及に対しては「日本の汚染水処理を国際基準に合致させようとするIAEAの独立的な検証活動の重要性を強調する意味で発表されたものと理解する立場」とし、韓国政府として処理水処理に対するこれまでの立場を引き続き強調していくと表明しました。