広島県宮島にある寺院・大聖院では毎年12月、広島平和記念公園にある「原爆の子の像」へ国内外から贈られる千羽鶴を燃やす「お焚き上げ」と呼ばれる行事が行われます。
このお焚き上げに使われる火は、大聖院のある弥山山頂にある「消えずの霊火堂」で1200年間燃え続けていると言われる「消えずの霊火」で、平和公園で燃え続ける「平和の灯火」の元火のひとつにもなっています。
お焚き上げで出た灰を使って、ランプを制作する工房もあるなど、世界中から届けられた平和への思いを大切にする取り組みが行われています。
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