May 21, 2023 14:16 Asia/Tokyo

G7・先進7カ国の首脳らは、広島で開かれたサミットで20日土曜に最終日を待たず発表した声明において、核合意がイラン核問題に対する最も有用な外交的解決策であることを強調しました。

西側の核合意参加諸国は、核協議で合意に達したいと主張しているにもかかわらず、しばらく前から、最近イラン国内で起きた暴動のようなあらゆる機会を利用することで、同国の核計画に関する協議を本来の道筋から脱線させ、この協議での合意成立への道を壊してきました。

イルナー通信によりますと、G7首脳陣は20日に広島サミットで発表した声明において、核合意への支持のほか、北朝鮮の核活動、ウクライナ戦争、中国などに関する立場を表明しました。

各メディアが報じているように、G7首脳はこの声明の中で、ロシアに対峙するウクライナへの支援を必要な限り続けると強調したほか、中国に対し、自国の影響力を用いてロシアに対しウクライナからの軍撤退を促すよう求めました。

国連のグテーレス事務総長は、広島サミット開幕の前にG7首脳陣に対し、核兵器を使わない政策を採択するよう求めていました。また核兵器を保有する国々に対しては、いかなる状況下でも核兵器を使用しないと宣言するようにも求めていました。

G7首脳はこの声明の一部でさらに、台湾問題にも言及して、「我々は、台湾海峡をはさんだ両者の平和・安定確立の重要性を、国際社会の安全にとり必要な前提条件として強調する」としました。

しかし、台湾に関する西側諸国の政策は「一つの中国」政策が続けられるという主張や説明とは裏腹なものであり、彼らは挑発的な行動によって、台湾を中国から分離させようと試みています。

 


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