8月 16, 2023 19:09 Asia/Tokyo

パキスタン北部の山で日本人の50代の男性2人が登山中に滑落するなどの事故があり、このうち1人が死亡したとみられています。 

在パキスタン日本大使館によりますと、パキスタン北部ギルギット・バルティスタン州の山岳地帯で今月11日、50代の日本人男性2人が登山中に落石に巻き込まれました。

 AP通信などの報道では、登山家の田村真司さんが5380メートルの地点で滑落したとされています。

救助隊の捜索は14日月曜に打ち切られ、地元当局は田村さんが死亡したと判断したということです。

また、もう1人の男性センバ・タカヤスさんは負傷したものの、自力でベースキャンプにたどりつきました。 

なお、 登山を企画した現地の旅行会社は、「田村さんが落ちたとみられる氷河の裂け目・クレバスは柔らかく、穴が深いため、専門的なレスキューチームによる捜索が必要だ」としています。

なお、田村さんの所持品は一部見つかったものの、遺体は見つかっていないということです。

 


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