歴史の一葉;柳条湖事件
9月 18, 2023 19:32 Asia/Tokyo
92年前の今日、1931年9月18日、後の満州事変につながる柳条湖事件が起きました。
1931年9月18日、当時の中華民国・奉天(現在の瀋陽)にあった南満州鉄道の線路で爆発が起きました。
この事件は日本軍による自作自演でしたが、当時の関東軍はこれを中華民国の張学良による犯行と断定し、満州侵略の口実としました。
関東軍はその後、満州の占領を着々と進め、翌年3月1日、満州国の建国を宣言しました。 日本は欧米による植民地支配に対抗して、満州国を日本人・漢人・朝鮮人・満洲人・蒙古人が共存する地上の楽園として吹聴しましたが、実際には日本の権益確保が目的に過ぎませんでした。
その後、太平洋戦争が始まると、中国は連合軍の支援を受け、日本は敗北。それと同時に満州国も消滅しました。
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