アフリカエクスパンション・マガジン、「アフリカで日本が勢力を拡大」
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日本とアフリカの国旗
フランス語のオンライン雑誌Afrique Expansion MAGAZINEが、「日本は、アフリカ大陸に将来への希望をこめた視線を向けており、アフリカでの勢力拡大を目指して一味違う努力を続けている」と報じました。
この雑誌に掲載されたレオポルド・ンセケ氏の記事では、アフリカ大陸への日本の勢力拡大の方法について取り上げられており、「アフリカ大陸への日本の進出は当初、非常に影の薄いものだったが、現在では大きく拡大しつつある。日本は今後、将来への希望が持てる地としてアフリカを捉えるだろう」とされています。
日本は依然として、アフリカに対しては慎重な行動をとっており、アフリカ諸国との協力に関しては、西側諸国や中国に比べて、日本は影の薄い存在となっていますが、日本の協力は決して弱いものではありません。
アフリカの発展に対する日本の支援が、効果的な協力という方向に向かっているか、という点について、アフリカ問題の専門家ジュリアン・キタ氏は、「日本の対アフリカ政策において、注目すべき側面の1つは、アフリカ開発援助である。1970年には、日本の開発援助基金におけるアフリカの配分は2.2%だったが、1989年以降、この数字は15.3%にまで増大している」と語りました。
日本は2016年に、アフリカに対する300億ドルの投資を約束しました。この決定は、ケニア・ナイロビでの第6回アフリカ開発会議でなされたもので、アフリカでこのような会議が開催されたのは初めてのことでした。
この投資のうちの3分の2は、民間部門の配分となっており、日本はこれ以降、日本アフリカ官民経済フォーラムを立ち上げました。
早稲田大学・国際戦略研究所の片岡貞治教授は、日本の民間部門がアフリカでの活動の意向を示していることに触れ、「複数の多国籍企業が、アフリカ支社を創設している。2011年には、日本による投資のうち、過去には1%だった対アフリカ投資の割合は3%に達した。これは1つの進歩ではあるが、まだやるべきことが山積している」と語っています。
日本は、通商貿易からアフリカでの活動を開始しましたが、これだけにとどまらず、成功の舵取りをアフリカに握らせる意向を表明しています。