日本の石油企業、アメリカの圧力でイラン産原油の輸入停止を検討
7月 19, 2018 21:02 Asia/Tokyo
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イラン産原油の輸出
日本の石油企業が、アメリカの制裁をおそれ、イラン産原油の輸入停止を検討しています。
一部の消息筋が、19日木曜、このことを明らかにしました。
これによりますと、日本の石油企業は、サウジアラビアなどの他の中東諸国からの原油の購入を増加し、市場におけるイラン産原油の不足分を補おうとしているということです。
原油を持たない日本などの国にとって、この変化は、ガソリンなどの石油製品の値上げにつながります。
また、アメリカの制裁を受け、イランとの取り引きが困難になっています。
みずほ銀行などの日本の金融機関は、アメリカの制裁の対象とならないよう、イランとの貿易関係の停止を検討しています。
イランは常に、日本と強固な外交関係を有してきました。
イラン産原油は、日本の年間輸入の5%を占めています。
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