在日ムスリム留学生が、ハラール醤油を開発製造
日本に留学しているイスラム教徒の学生らが、イスラム許可されたハラールとされる醤油を開発製造し、近く発売される見込みです。
朝日新聞によりますと、食品製造企業・フンドーキン醤油株式会社が大分県にある立命館アジア太平洋大学と協力し、ハチミツでできた、イスラム教徒も使用できるハラールはちみつ醤油をイスラム圏出身の留学生向けに製造した、ということです。
大学生グループのメンバーには、シンガポールやベトナム人のイスラム教徒が含まれており、今月中旬にこのハラール醤油が公開されたということです。
このチームを率いる28歳のスリランカ人学生は、これについて、「これは最高の品であり、我々が将来、適切な市場開発戦略を打ち出し、この醤油を全世界で販売できるよう希望する」としました。
立命館アジア太平洋大学は、昨年5月に株式会社インスパイア(東京都港区)と提携し、ハラール醤油やそのほかの関連製品の完全な商品化を目指し、このプロジェクトを開始しました。
これに関して、同大学の学生800人に対し行われた過去の調査では、学生の間でこうした食品の需要が高まっていることが判明しています。
学生チームは、この調査結果を分析し、イスラムでも奨励されている食品の1つである蜂蜜を使用した醤油の製造を決定しました。
昨年10月に大学で開催されたフードフェスティバルでは、500人以上がこの醤油の味見を希望し、感想や要望を提供したということです。
ハラール蜂蜜醤油は、アルコールなしで製造されており、風味の点で一般の醤油と全く変わりません。
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