アフガニスタンで、中村哲医師らが何者かに銃撃され計6人死亡
12月 04, 2019 17:29 Asia/Tokyo
アフガニスタン東部ナンガルハル州の州都ジャララバードで、現地で医療活動を行う日本のNGOの代表らが車で移動中に、何者かに銃撃され、中村医師を含む6人が死亡しました。
アフガニスタンのアーワー通信は第一報で、福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表の医師、中村哲さんらが、現地時間の4日午前、日本時間の4日午後、ナンガルハル州の州都ジャララバードを車で移動していた際、何者かに銃撃され負傷し、ほか同乗者5人が死亡したと伝えていました。
IRIB国際放送ラジオ・ダリー語の記者がナンガルハルから報告したところによれば、犯行者は現場から逃走しています。
中村さんは、数年前から現地事業体であるPMS平和医療団日本(ピースジャパンメディカルサービス)の総院長として医療活動に携わり、アフガニスタンのガニ大統領から名誉市民権を授与されています。
NHKも、この事件で怪我をした中村さんは病院に搬送され、運転手など同乗者5人が死亡したとし、在アフガニスタン・カーブルの日本大使館が詳しい状況を確認中としていました。
この報道によりますと、現在までのところ、今回の襲撃事件に対する犯行声明は出されていませんが、ナンガルハル州はテロ組織ISISの活動が活発な地域です。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj
タグ