日本のカード会社が、ハラール食品情報を掲載した観光ガイドを発行
12月 11, 2019 21:25 Asia/Tokyo
日本のクレジットカード会社が、イスラム教徒の観光客の訪日を後押しするため、ハラール食品情報を掲載した観光ガイドを発行しました。
Benzingaの報道によりますと、日本のJCBインターナショナルは、日本を旅行するイスラム教徒を対象としたガイドブックを発行しています。
このガイドブックでは、日本国内のイスラム教徒に適したレストランが紹介され、宗教上、食べ物に制限のあるイスラム教徒が必要とする情報が提供されています。
同社が発行するカードは、インドネシア、インド、パキスタンを初め、世界の1億3000万人に使用されています。
JCBは、イスラム教徒が同社のカードを使用して、日本での滞在をより楽しんでくれるよう、ガイドブックを発行したと説明しています。
2015年の時点で、イスラム教徒が観光市場で使用した金額はおよそ1510億ドルに達し、この数字は世界市場のおよそ11%に相当します。また、2021年までにこの数字は2430億ドルにまで拡大すると予想されています。
近年、一部アジア諸国から大勢のイスラム教徒が日本を訪れ、観光を楽しむようになっています。
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