成田空港内に、旅行者用の新型コロナ検査結果判明までの仮休憩所を設置
(last modified Tue, 14 Apr 2020 10:56:20 GMT )
4月 14, 2020 19:56 Asia/Tokyo
  • 成田空港内に、旅行者用の新型コロナ検査結果判明までの仮休憩所を設置
    成田空港内に、旅行者用の新型コロナ検査結果判明までの仮休憩所を設置

成田空港が、構内の荷物受け渡しスペースにダンボールなどで作ったベッドと不織布シーツを配置し、同空港から出国する旅客向けに、新型コロナウイルスの検査結果が出るまでの休憩所を仮設しました。

英・ロンドン発行のアラビア語の新聞・アッシャルゴルアウサトのインターネットサイトによりますと、成田空港では新型コロナウイルスの蔓延により離発着数が激減し、滑走路のうちの1本が閉鎖されているものの、一部の便は運行されており、アメリカやイタリアからの便も離発着しています。

成田空港に到着する旅行客はすべて、空港内で新型コロナウイルスへの感染の有無を調べる検査を受けます。

日本の厚生労働省のある関係者は匿名で、「検査の結果が出るには、最低でも6時間、時には1,2日かかる場合もある」と語っています。

また、「海外からの入国者には、公共の交通機関を使用しないことが求められており、自家用車などで迎えに来てくれる人がいない場合には、空港内に留まらなければならない。今回配置したダンボール製のベッドは、空港近辺のホテルが満杯なため、宿泊場所がない人に用意された」と説明しました。

さらに、空港関係者の1人も、「空港の近辺には、旅行者用のホテルが複数ある。当方で把握している限りでは、これまでにこの段ボール製ベッドはほとんど使用されていない」としています。

 

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