日本医師会会長、「来年の東京五輪は、新型コロナワクチンがなければ開催困難」
-
東京五輪
日本医師会会長が、新型コロナウイルス感染症に対する有効なワクチンが開発されなければ、2021年の東京オリンピック・パラリンピック開催は難しいとの見方を示しました。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は、共同通信とのインタビューにおいて、延期となった同大会の開催意義について、「開催できれば人類全体に降り掛かった災いを乗り越えた証しになる」と述べました。
また、再延期の可能性について、安倍晋三首相がすでに1年延期を決断したとして「絶対ない」との見方を示しました。
一方、日本医師会の横倉義武会長は28日火曜に行われたオンライン記者会見で、来年までに新型コロナウイルス感染症に対する有効なワクチンが開発・大量生産されなければ、2021年の東京大会開催は非常に難しいとしました。
そして、「日本が開催地であるべきか否かについては語らないが、大会開催は困難な仕事になるだろう」と述べました。
横倉会長は、新型コロナウイルス検査の実施数を増やすよう4月に入ってから国に要望していたとして、「国内の感染が減少したかどうかは、検査が十分でないところもあり、まだ判断は難しい」と語りました。また、日本各地の病院で院内感染が起こった理由として、マスク、フェイスシールド、ガウンなどの防護具の不足が原因だったと指摘しました。
今夏の開催が予定されていた東京オリンピック・パラリンピックは、先月に1年の延期が決定され、すでに準備に130億ドルを費やしていた日本に大きな打撃を与えました。全世界に拡大している新型コロナウイルスは、これまでに300万人以上の人々が感染しており、このうち20万1000人以上が死亡しています。専門家らは、新型コロナウイルスとの闘いは長期にわたる可能性があると警告しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj