海自護衛艦「おおなみ」が、ソマリア沖海賊対策のため出航
4月 28, 2020 21:10 Asia/Tokyo
日本の海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」が、ソマリア沖での海賊対策を目的に、横須賀基地を出航しました。
イルナー通信によりますと、海自護衛艦「おおなみ」は、西アジア・イエメンとアフリカ・ソマリアに面したアデン湾での海賊対処活動に従事することになっています。
「おおなみ」の任務期間は6ヶ月間で、新型コロナウイルスの感染予防のため、出国式典は規模を大幅に縮小して挙行されました。
日本政府関係者によると、感染防止のためマスク約4000枚を用意しており、必要に応じてさらに補給する、ということです。
出港に先立ち、糟井裕之・自衛艦隊司令官は「任務遂行のため、細心の注意をもって感染防止に取り組むことが極めて重要」と語りました。
しかし、閉鎖空間の艦内は、密閉、密集、密接の「3密」の典型的な職場で、状況によっては撤収も選択肢になり得る「綱渡りの派遣」だとされています。
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